私見で綴る『YouTubeチャンネルの育て方』

仕事でYouTubeチャンネル育成に関わることの多い筆者が、現段階での自分の認識をまとめるブログです。

動画を出す時に知っておきたい!YouTubeの良い面と悪い面

YouTubeの特徴とは?

よく、とにかく動画を作りたい、若い層にアピールしたい、という相談をいただくことが多いのですが、作った動画をどこで公開するのかで、戦略の立て方は変わってきます。最近では各種SNSも動画に対応しているため、まずはYouTubeというプラットフォームの特徴(良い面、悪い面)を知った上で踏み出さなければ失敗します。

 

まずはそのことについて書いておきましょう

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YouTubeは共有に向いていない

SNSYouTubeの最大の違いはここにあります。

YouTubeSNSのように、動画を共有し拡散することには向いていません。SNSは「いいね」を押せば同時にフォロワーに拡散されるため、一気にバズることが多いですが、YouTubeで「いいね」にあたる高評価ボタンには、そのような機能はありません。

 

つまり、「とにかく動画をバズらせたい」という目的がある場合は、YouTubeではなくSNSで動画を展開した方が可能性があります。

 

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 ↑YouTubeの動画では「いいね」と「共有」は別のボタン。わざわざ「共有」を押す人はあまりいない

 

YouTubeは再生数が稼げない

プラットフォームによって「1再生の定義」というものはそれぞれ違います。例えばFacebookでは、「動画が3秒再生されれば1再生」と言われています。

その他、プラットフォームによっては「1秒」のところもありますし、そこはそれぞれの運営の匙加減でバラバラです。

一方、YouTubeの「1再生の定義」は公表されていません。

公表されていませんが、おそらく5秒~15秒くらいではないかと言われています。少なくとも3秒よりは長いし、秒数以外にも基準がある可能性が高いです。

また、SNSの多くは自分のフィードの色々な記事の中に動画が挟まれて流れてきたり、「自動再生」(再生ボタンを押さなくても勝手に再生が始まる)も多いですが、

ご存知の通りYouTubeはタイトルに興味を持ってクリックしなければ動画を見ることができません。

「なんとなく見てしまう」ことが他のSNSと比べて少ないのです。つまり、YouTubeは他のSNSと比べて「1再生の重み」が全く違います。

「とにかくたくさんの再生数が欲しい」という場合は、YouTubeではないSNSを選ぶことをお勧めします。

 

YouTubeは「ストック」型である

ではYouTubeの良い面はどこにあるのかというと、「動画をストックできる」というところに尽きます。

先ほども述べたようにSNSの特徴は「軽み」です。

再生数が稼ぎやすく、拡散させることにも向いていますが、しばらくするとその動画はフィードの波に流され、再び発見されることはありません。

SNSのメディアでは、過去に投稿した動画と全く同じものを数ヶ月後に再び投稿するという手法を取るところもあり、恐ろしいのは、それでも再生数はさして変わらないということです。

言ってしまえば、身を入れて見ている人が多くないということです。

ところがYouTubeでは、一度投稿した動画はYouTube検索エンジンに組み込まれ、流れ去るということはありません。過去に投稿した動画が何ヶ月もかけてじわじわ再生数が伸びていくということもよくあります。

もちろん、同じ動画を再投稿する、というような手法は通用しません。

ゆえに、YouTubeは作った動画をストックし、少しずつ自分のメディアを作り上げていくことに向いています。

 

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  ↑YouTubeでは積み上げてきた動画が「ポートフォリオ」として機能する

 

さしずめ、SNSを「テレビ」とするならYouTubeは「Netflixといったところでしょうか。しっかり作った動画をじっくり見て欲しいときに使うプラットフォームと言えるでしょう。

 

他にも細かいことは色々ありますが、まずはこの大前提を知っていただくことが重要です。